広島市の高山千鶴母乳育児相談室ちいちゃん助産院について、ご紹介いたします。

高山千鶴母乳育児相談室ちぃちゃん助産院
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    TEL:082-516-5873

    当日の来室予約は11時までにお願いします。
    それ以外の予約は、留守電にお名前とご用件をお入れください。
    後程、折り返しご連絡させていただきます。
    【営業日】月,木,土
    【施術時間】9:00~17:00
    時間変更等は施術カレンダーをご覧下さい。

相談室について

助産師

高山 千鶴(たかやま ちづる)

資格

助産師免許

桶谷式乳房管理法認定資格

略歴

平成14年 3月 広島市立看護専門学校 第二看護学科 卒業 看護師免許取得
平成15年 3月 弘前大学医療技術短期大学部 専攻科助産学特別専攻 卒業
助産師免許取得
平成15年 4月 県立広島病院 就職 産科病棟、NICU勤務
平成26年 7月 進学のため県立広島病院を退職
平成27年 8月 桶谷式乳房管理法研修センター卒業 認定者資格取得
平成28年 9月 高山千鶴母乳育児相談 ちぃちゃん助産院 開業

ご挨拶

私は助産師免許を取得し、県立広島病院の産科病棟やNICUで、母乳育児支援に携わってきました。

出産直後から退院までの授乳介助はもちろん、母子分離状態(赤ちゃんがNICUに入院し、一緒に過ごせない)にあるお母さんへの搾乳介助や搾乳指導、直接授乳が可能となった入院中の赤ちゃん(多くは哺乳瓶でミルクや搾乳を飲んでおり、直接おっぱいを飲んだ事がない)とお母さんの授乳介助など、様々でした。しかし、痛みをこらえながら乳房マッサージを受けるお母さんたちの表情をみる度に、心が痛みました。
そんな私も子どもを授かり、平成21年に男の子を出産しました。
出産前は、母乳育児支援の経験もあるし、助産師として母乳で育てるのは当然だと思っていた私でしたが、現実は2ヵ月間、母乳に悩まされました。その時に出会ったのが「桶谷式手技」(楽々園 藤原照美助産師)でした。うわさに聞いていたおっぱいマッサージに驚き感銘を受け、私もこの技術を学びたいと思いました。また、母乳育児中にお母さんたちが抱える悩みや不安を私も経験したことで、退院後の育児支援がいかに大切であるかを痛感しました。
そして、退院後のお母さんたちのお手伝いがしたいと思い、2016年(平成28年)9月23日に『高山千鶴母乳育児相談室 ちぃちゃん助産院』を開業いたしました。

入院中は助産師さんが居てくれたけど、退院後はどこに相談したら良いのかわからない…こんなこと相談しても良いのかな…。
一人で悩まず、母乳育児について一緒に考えていけたらと思います。

私の母乳育児体験

助産師であり、母乳育児支援をしてきた私。
赤ちゃんを出産して初めて授乳した時、これから母乳育児が始まるんだ!頑張らなきゃ!!と思いました。
そう意気込んで始めた母乳育児。
現実は・・・

入院中、授乳をしても母乳は一滴もでず、毎回ミルクを足しました。
最初の授乳から乳首はヒリヒリ、それでも可愛い我が子のためにと授乳を続けました。
甲斐あって退院後に母乳は出るようになり、1ヵ月健診までにミルクをやめて夢の母乳育児が実現しました。
が、母乳育児ってこんなにつらいものなの??というのが正直な感想でした。
出産のときにお世話になった助産師さんに、「母乳育児って楽しいですか?」と聞きました。
その助産師さんは、「楽しいよ、幸せな気持ちになるよ」と教えてくれましたが、信じられませんでした。
乳頭痛をこらえながらの授乳はとても辛く、私には恐怖の時間にしか思えなかったのです。
子どもはよく泣く、泣くから母乳をやる、少しでも母乳を沢山飲ませたい気持ちもあって、つい長時間母乳をやる。
その結果・・・乳頭は赤く腫れあがり、授乳が出来なくなりました。

痛みに耐えられず、色々な薬を塗ってみたり、保護器をつけてみたり(痛みが変わらず中止)、搾乳器を使ってみたり(全く搾れず中止)、時には授乳を休み搾乳をしてみたり。
授乳を休むと傷は治るのですが、その代わり母乳は出にくくなり、ミルクを足すようになりました。
母乳が出なくなるのが心配で傷が治りかけた頃に授乳を再開すると、また乳頭痛が悪化する。
母乳をやり、搾乳やミルクを足した後に搾乳をする。これで2時間かかり、自分の休憩時間は1時間たらず。
そんな生活が2ヵ月続いた時、私の疲労はピークに達していていました。
もう嫌だ!こんなにつらい母乳育児なんかやめてしまおう!と思いました。

その時、職場の先輩が教えてくれた「桶谷式手技」を思い出したのです。
もしかしたら・・・と藁をつかむ思いで楽々園にある、ふじわら助産院へ行きました。
うわさに聞いていた「桶谷式手技」のおっぱいマッサージに、私は衝撃を受けました。
さらに私の場合、ダラダラと授乳することをやめた事で、乳頭痛は嘘のように消え、搾乳もミルクもやめる事が出来ました。
この日を境に母乳育児が軌道に乗るようになり、母乳を飲ませる時間が楽しく幸せな時間だと思えるようになりました。

それでも授乳中は長い間白斑に悩まされ、おっぱいが詰まったり、断乳前には原因不明のシコリができたために断乳を延期したり、色んなトラブルがありました。
子どもは出生体重が小さかったので、相談室で体重測定を欠かさず行いました。母乳は沢山出る方ではなかったので、乳児身体発育曲線から外れる事もありましたが、子どもの様子を見ながら、「体重もちゃんと増えてるし、よく動くし元気だし、大丈夫だよ」の言葉に励まされました。
子どもはおっぱいが大好きで、結局、2年半も授乳を続けた私です。

振り返ると、想像以上に大変だった母乳育児。
それでも『楽しかった』『よく頑張った』という思いが強くて、断乳の時にはお互い泣きました。

私は母乳育児を通して、助産師だけど、それ以前に育児経験のない新米ママだったんだと思えるようになりました。
まだまだ、わからない事だらけの子育てに奮闘中!これからも自分らしく、楽しみながら、時には悩んだり失敗したり反省もしながら、子どもと一緒に成長したいと思います。

室内風景

看板

待合室

施術室

授乳室

アクセス

※オレンジのテントが目印です。

住所 〒739-1734 広島県広島市安佐北区口田3-14-3
電話番号 082-516-5873
最寄り駅 JR芸備線:安芸矢口駅から徒歩17分
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矢口上バス停から徒歩9分
駐車場 2台